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わらなしのレンガ

わらなしのレンガLesson 7

Introduction
スラエルの子たちを去らせるよう、エジプトの王に申し出る前に、モーセと兄のアロンは、虐げられているイスラエルの長老たちと会いました。そのとき、モーセとアロンは民に、自分たちを神にささげるように諭し、神がその力強い御手で彼らを奴隷の身から解放しようとしておられることを告げました。

イスラエルの民はエジプト人のために、週7日間重労働に服していました。しかしモーセと会った後、民はもとのように7日目に休息を取り始めたようです。このことが理由で、後日、怒ったパロはモーセとアロンに、「あなたがたは彼らに労役を休ませようとするのか」(出エジプト記 5:5)と言ったのです。(この「やめさせよう」に相当するヘブル語は「シャバット」で、これは「安息日を守る」という意味がある。)

怒った王は、この奴隷の民を支配下に置くために何か思い切ったことをしなければならないと考え、彼らを仕事漬けにして、神も礼拝も忘れさせることにしました。王は、「あなたがたは、れんがを作るためのわらを、もはや、今までのように、この民に与えてはならない。彼らに自分で行って、わらを集めさせなさい。また前に作っていた、れんがの数どおりに彼らに作らせ、それを減らしてはならない。」(出エジプト記 5:7,8)と言いました。

モーセの時代のように、神はご自分の民のために大いなる業をなされようとしておられます。もうすぐ彼らは、罪の奴隷から解放され、天のカナンの地へと向かうのです。そして今一度、神はご自分の民の思いを安息日の重大さに向けようとしておられます。
1. 神は安息日の休みを、イスラエル人のためだけに定められたのですか?

1. 神は安息日の休みを、イスラエル人のためだけに定められたのですか?

_____   答え
注:   イエスが、安息日は人のために定められた、と言われたとき、「人」とは「人類」――つまり、すべての時代の、すべての地の、すべての人――を意味していました。

2. 神はいつ安息日を定められましたか?

2. 神はいつ安息日を定められましたか?

_____   答え
注:   安息日は創造週の終わりに定められました。

3. 安息日は週の何日目ですか?

3. 安息日は週の何日目ですか?

_____   答え
注:   創世記の2章に三度、神は創造週の七日目に安息日を定められた、と書いてあります。しかも神は安息日を「聖別された」――つまり、聖なる使用のために取り除けられた――とあります。神は安息日を24時間という時間として定められました。なぜなら、時間はイエスとの真の愛の関係を深めるために必要なものだからです。悪魔はエジプトのパロのように、わたしたちを仕事漬けにして神のことを考えさせないようにしたいと願っています。終わりの時代の人々が忙しすぎることを知っておられる神は、週ごとに24時間、ご自分の民と特別に触れ合う時を取り除けられました。神は毎週あなたと会う約束をされたのです。神との約束を破ってはいけません。

4. 神はどうやって安息日の重要性を示されましたか?

4. 神はどうやって安息日の重要性を示されましたか?

_____   答え
注:   出エジプト記 20:8-11は、神の律法の第4条です。神は安息日を十戒の中の1つの戒めにすることで、その重要性を示されました。10節において、「七日目はあなたの神、主の安息である」と呼ばれています。第4条だけ「覚えて」という言葉が用いられていて、そのことは、神が人間の忘れっぽさをご存じであることの証拠です。神の十戒を犯すことは罪です(ヨハネ第一 3:4)。しかしイエスは、ご自分の民を罪や法を犯すことから救うために死んでくださいました(マタイ 1:21)。

5. 安息日は2つの大切なことのしるしであると、神は言われましたが、その2つのものとは何ですか?

5. 安息日は2つの大切なことのしるしであると、神は言われましたが、その2つのものとは何ですか?

_____   答え
注:   安息日は創造者と救済者としての力のしるしであると、神はおっしゃいました。黙示録 14:6-13には、「あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝える」(6節)べき3つの重要なメッセージを、神が述べておられます。第一のメッセージは7節にあり、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」と記されています。真の礼拝に立ち返るようにとのこの訴えは、十戒の第4条から引用されたものです。「主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである」(出エジプト記 20:11)。

6. イエスはどの日を聖別しておられましたか?

6. イエスはどの日を聖別しておられましたか?

_____   答え
注:   安息日を守ることはイエスの習慣でしたが、そのことも含めて、何事につけイエスは私たちの模範です(ペテロ第一 2:21)。クリスチャンは、イエスが歩まれたように歩まなければなりません(ヨハネ第一 2:6)。

7. パウロはいつも安息日にどうしていましたか?

7. パウロはいつも安息日にどうしていましたか?

_____   答え
注:   第七日安息日を守ることは、パウロの習慣でもありました。

8. 使徒たちは安息日に異邦人とも会いましたか?

8. 使徒たちは安息日に異邦人とも会いましたか?

_____   答え
注:   ある町では会堂がなかったので、使徒たちは安息日に異邦人の婦人たちと川岸で会って、話をしました(使徒行伝 16:13)。

9. イエスは亡くなられた後も、ご自分の民が安息日を守ることを意図しておられましたか?

9. イエスは亡くなられた後も、ご自分の民が安息日を守ることを意図しておられましたか?

_____   答え
注:   ここでイエスは、西暦70年(約40年後)に起こるエルサレムの陥落を予告しておられます。そして、安息日に侵略軍から逃げなくてすむように祈りなさい、とほのめかされたのです。イエスは、ご自分が亡くなられた後もずっと、ご自分の民に安息日を順守してほしいと期待しておられました。そのことは明らかです。

10. 聖書は、終わりの時代の神の民も安息日を順守していると告げていますか?

10. 聖書は、終わりの時代の神の民も安息日を順守していると告げていますか?

_____   答え
注:   上記の2つの聖句は、明らかに終わりの時代の神の教会に言及していて、それらの教会は神の戒め――改めて言うまでもなく、それには十戒の第4条も含まれます――を守っているとはっきり述べています。

11. 救われたすべての者は、天で安息日を守りますか?

11. 救われたすべての者は、天で安息日を守りますか?

_____   答え
注:   聖書には、あらゆる時代の救われた者たちは皆、神の安息日を天でも新しい地でも一緒に守ると記されています。

12. 今の第七日(土曜日)は、イエスが順守された安息日と同じであると、わたしたちは確信できますか?

12. 今の第七日(土曜日)は、イエスが順守された安息日と同じであると、わたしたちは確信できますか?

_____   答え
注:   イエスは、安息日の前の日である金曜日(準備の日)に十字架につけられました(マルコ 15:42)。そして、安息日には掟に従って墓で休まれ(ルカ 23:56)、安息日の次の日である週の初めの日(マルコ 16:1-6)に復活されたのです。世界中のクリスチャンが、現在でもその日を「イースター・サンデー(復活祭の日曜日)」として祝っています。聖書は、安息日が金曜日の翌日で、日曜日の前日である、とはっきり述べています。これはカレンダーを見れば一目瞭然です。(Supplemental Studyの「辞書には何と記されていますか?」と「カレンダーは変わりましたか?」参照)

13. 神は聖なる日を変えることを、だれかにお許しになりますか?

13. 神は聖なる日を変えることを、だれかにお許しになりますか?

_____   答え
注:   申命記の5章に書かれているように、神は十戒をお授けになる直前に、だれも「付け加えてはならない」また「減らしてはならない」(申命記 4:2)と厳粛に警告なさいました。神がお与えになったとおりに、戒めを守らなければならないのです。神は安息日を祝福されましたが(出エジプト記 20:11)、神が何かを祝福されるとき、それは永遠に祝福されます(歴代誌上 17:27)。神は、「契約を破ることをせずわたしの唇から出た言葉を変えることはない」(詩篇 89:34)と言われました。心得違いの人たちは、神の安息日を日曜日に変えてしまったことを認めています。しかし神は、聖書をわたしたちの手引きとして与えてくださったので、身勝手な人の教えを受け入れられません。

14. 安息日はいつ始まり、いつ終わるのですか?

14. 安息日はいつ始まり、いつ終わるのですか?

_____   答え
注:   安息日は金曜日の日没に始まり、土曜日の日没に終わります。

15. ヨハネの黙示録 1:10にある主の日とは、いつのことですか?

15. ヨハネの黙示録 1:10にある主の日とは、いつのことですか?

_____   答え
注:   旧・新約両聖書において、神は安息日を主の日と呼んでおられます。神はさらに安息日を踏みにじる罪を戒めています(イザヤ 58:1,13)。神はその聖なる安息日がすべての人のためにあることを宣言されました(イザヤ 56:2-7)。聖書のどこにも、日曜日が主の日であるとは書かれていません。日曜日は仕事をする6日のうちの1日にすぎません(エゼキエル 46:1)。ずっとそうなのです。

16. 安息日の掟には、どのような恵みが約束されていますか?

16. 安息日の掟には、どのような恵みが約束されていますか?

_____   答え
注:   十戒の1つひとつの戒めには、霊的な意味があります。形式主義のクリスチャンは律法の文字に注目し、律法の精神を無視します。イエスはバランスを保つために、文字と霊の両方を守るよう教えられました(マタイ 5:21,22,27,28)。聖書は何度も「休み」という言葉を救いの意味で使っています。ヘブル 4:1,4,9,10には、真の改心の安息に入り、キリストの内に住む者は、第七日安息日をクリスチャンの安息のしるしとして守る、とあります。

17. イエスは、ご自分の創造と清めの力のしるしとして安息日を与えられました。イエスに敬意を表してこの日を守り、祝福を受けたいと思いませんか?

17. イエスは、ご自分の創造と清めの力のしるしとして安息日を与えられました。イエスに敬意を表してこの日を守り、祝福を受けたいと思いませんか?

_____   答え